概要

株式会社バイオジップコードロゴ

株式会社バイオジップコードは、京都大学大学院医学研究科 産学共同講座「生命情報開拓講座で進められている研究成果をもとに、細胞や組織を選択的に認識する「バイオジップコード技術」の社会実装に取り組んでいます。

病気の治療において大きな課題となるのは、薬が本来作用してほしい場所だけでなく、正常な細胞や組織にも影響を及ぼしてしまうことです。治療効果が高い薬であっても、副作用が強ければ、患者さんの身体的負担は大きくなり、治療を継続することが難しくなる場合もあります。

私たちは、薬の効き方だけでなく、「どの細胞に届けるのか」という視点から、これまでの治療薬とは異なる新しい創薬の形を目指しています。バイオジップコード技術を活用することで、病気に関わる細胞や組織へ、必要な成分をより選択的に届け、副作用を限りなく抑えた治療法の開発を進めています。

細胞を見分け、必要な場所へ届ける技術

バイオジップコード技術は、細胞や組織が持つ特徴を読み取り、目的とする場所へ薬剤や機能性物質を届けるための細胞標的化技術です。

従来の薬剤は、血液を通じて全身に広がり、目的とする病変部位だけでなく、正常な組織にも作用することがあります。これに対してバイオジップコード技術では、病気に関わる細胞や、特定の組織環境に結合しやすいペプチド配列を見出し、それを“住所”のように利用します。

この仕組みにより、薬剤を必要な場所へ選択的に届けることが可能になれば、治療効果を高めながら、正常組織への影響をできるだけ少なくすることが期待されます。

糖尿病・がん・難治性疾患への応用

当社が特に力を入れている領域の一つが、糖尿病および糖尿病合併症に対する新しい治療法の開発です。

糖尿病は、血糖値のコントロールだけでなく、長期的には腎臓、血管、神経、網膜など全身のさまざまな組織に障害を引き起こす疾患です。京都大学 生命情報開拓講座では、糖尿病の病態に関わる細胞や組織変化を解析し、それらを標的とする新しい治療概念の研究が進められています。

また、がん治療においても、バイオジップコード技術は重要な可能性を持っています。抗がん剤は強い治療効果を期待できる一方で、正常細胞への影響による副作用が大きな課題です。がん細胞やがん組織に特徴的な標的を見出し、薬剤をより選択的に届けることができれば、患者さんの負担を減らしながら治療効果を高める、新しい治療戦略につながります。

さらに、難治性創傷、組織再生、血管再生、再生医療用スキャフォールドなど、バイオジップコード技術の応用範囲は創薬にとどまりません。細胞や組織を正しく導く技術として、幅広い医療分野への展開を目指しています。

大学の研究成果を、実際の医療へ

糖尿病完治

株式会社バイオジップコードの役割は、大学で生まれた研究成果を、実際に患者さんへ届く医療技術へと育てていくことです。

基礎研究で得られた知見を、診断技術、治療薬、再生医療、ドラッグデリバリー技術へと展開し、医療現場で使える形にしていく。そのためには、研究開発だけでなく、製造、品質管理、知的財産、薬事、臨床応用までを見据えた取り組みが必要です。

私たちは、京都大学 生命情報開拓講座との連携を基盤に、バイオジップコード技術を社会に実装し、患者さんにとってより安全で、より負担の少ない治療の実現を目指してまいります。

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